昨夜とうってかわって、今夜は虫の音。
重なり合って、まったく音の輪郭がとれないから、擬音にすらならぬ。

カタカタカタカタカタカタ…

昨日よりは、音が混じり合う感触。
秋の夜長、虫の音にくるまれ、スキャニング。

あ、雨が降ってきたみたい。

あるコマから突然色が安定しなくなっているから、補正に時間をとられているけれど、今夜90コマ目までスキャンできたら、先ゆきが明るい。

スキャン待ちの時間に読んでいた『映像人類学の冒険』もそろそろ終盤に。きもち敬遠気味だった『知覚の宙吊り』を手もとに引き寄せてみる。