東京にいるうちにやりたい10のこと。
のひとつ、バッハのコーヒーをいただきに南千住に向かう。
いつもと違う方角にスカイツリーを眺める。
以前バッハを訪問したことのあるナオエちゃんから、「バッハは西成みたいな雰囲気の街にあるんだよ」とは聞いていたけれど、たしかにこの街並は新世界を思わせる。スカイツリーもこの方向から見ると通天閣に見えなくもない。
もちろんオーダーはぺルー。
思ったより温度が高くてびっくりしたのだけれど、すごく芳醇で美味しかった。
飲み終わる頃、キツい香水をつけたイカツい革ジャンのおっちゃんが隣に座るや否や、「ドンパチ・ゲイシャ」と頼むのを聞いて、耳を疑う。
ドンパチ?ゲイシャ?
棚を見ると「パナマ・ドンパチ・ゲイシャ」という瓶が。
ドンパチ…ゲイシャ…
あまりにハマりすぎというか、どうしてそんなネーミングなのか…気になって仕方がないので、帰宅してからネットで検索。
パナマにあるドン・パチ農園のゲイシャ種だそうです。
(ドンはドン・コルレオーネのドンと同じで、ゲイシャはエチオピア南西部にある地名「Gesha」が由来)
なるほど。おっちゃんのイカツさとは何の関係もなかった。ちなみに、ドンパチ・ゲイシャは他の豆より数段高い豆でした。