本町ガーデンシティに坂茂さんのレクチャーを聞きに行く。いくつか気になったことを書きとめておく。
- 自分がこれと思う素材を見つけると、時代の風潮に流されない建築ができる。
- 建築でたいせつなのはプロポーション、そして光と影。高い素材を使わなくても良いものはできる。(紙管の話)
- 良い建築をつくりたければ、良い建築をたくさん見ること
- 問題を設定して、どうデザインで解決できるかを考える
- 素材を研究する
- スケッチ、手で描く(海外の現場で言葉が通じなくても筆談でスケッチが描ければ通じる)
すごいなぁと思うのは、建築のディテールまでデザインする緻密で美的な作業と、コストから資材の再利用まで、さらには現地の雇用までを視野に入れたプランニングの両方ともができること。
何より、社会に対して(建築は、デザインは、写真は、自分は、)何ができるかという視点でものを考えるのを、ずいぶんさぼっていたなぁと気づかされるレクチャーやった。