LISA SOMEDA

Kyoto (4)

Trade-off

 

By the influence of COVID-19, vacant rooms are increased in central area in Kyoto, and it becomes often to be seen glass windows of vacant rooms covered with sheets or wood plates.
On the other hand, the rush of construction apartment buildings occurs in residence zone.
It becomes often to be seen the just new glass windows covered with sheets also there.

When I try to stare at the reflection on the glass, grains of wood or pleats of sheet interrupt me.
Then, when I try to stare at grains of wood or pleats of sheet themselves, the reflection on the glass interrupt me.
I remember the word “trade-off” with this experience, I think that it symbolizes social situation right now the most.

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烏丸通り1ブロック分のこと。

 

晴れてはいたものの、かなり霞んでいたから、撮影は早い段階で断念し、もう一度見ておこうと思った、入江マキさんの個展に向かう。グリーンから青を通り越して紫までの色が印象に残る。

見たそばからはかなく消えゆく夢をたぐりよせるようなこと。
つじつまをあわせたり、輪郭を確定したとたんに崩壊するような世界を、そのまますくうようなこと。

そのあと、芸術センターで開催されているdual pointで、はじめてまともに高木正勝さんの映像を見て、しばらく動けなくなった。何ループくらい見ていただろう。映像でしかつくれない質感。

それから、cococn karasumaで開催されているNY TDC展まで足を運んでみたものの、作品の良し悪しより、展示物の状態の悪さが、気にかかった。

烏丸通り1ブロック分のこと。

交番のいい仕事

 

四条大宮交番

前のすまいのときは、よくここの交番の警察官が巡回に来ていました。あやしいたたずまいの堀川マ●ションをぶっそうだと思ったらしく、「こんなところに住んでいたらいけない。」としょっちゅう言われていました。なつかしい。

さて、この交番の前を通るたびに、ええ仕事しとるなぁ…と思っていたのね。

写メなのでわかりにくいかもしれませんが、写真中央、警察署のマークが切り絵です。

25時の散歩

 

結局、帰宅は深夜になって。

帰りみち、見上げた空の星の多さについ、
機材を一旦家に置いて、25時の散歩に出かける。

引越してから、夜空を見あげることが少なくなった。

街中は明るくて、暗いところを探すようにふらふら歩き、
銅駝のほうから鴨川に出ると、唐突にひらけた空に、大きく赤い月。
三日月ほどに欠けているのにどうして。

はじめてみる月のその風情に、狼狽。
この月に呼ばれたのかと思うと、こわくなった。