かっこいい、と思った。

「100年の仕事だと思っているから。」ということば。

先日、松江泰治さんを迎えての講演会。自分の仕事は100年の仕事だと思っている。だから、そんなに急がなくてもいいと思っていた。デジタルに移行するタイミングについて答えるときに、そう言っていたと記憶する。「100年の仕事」というフレーズがひときわ印象的だった。

それは自分の視野が狭いなぁと反省させられるひとことでもあった。

100年というスパンで考えたときに、自分の仕事がどうあるべきか?という視点なんてまったく持ち合わせていなかった。目先どころか、自分の足下ばかり見ていた気がする。

技術的なことや写真の内容より、そのひとの写真に取り組む姿勢に多くを学んだ。