5月の空

空気が乾いた季節の夕暮れどき、ほんのり紅を点したような空が好きだなぁと思って撮り始めたのが4月の中頃。それからしばらく経って、ほぼ定点で撮れるかもしれないと思い、夕暮れどきにベランダの決まった位置に立ち、空にスマホをかざすようになりました(これは今も続けている)。

緊急事態宣言中に見上げた空(ほぼ定点)

「春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山ぎは…」のくだりを思い出し、何度か早朝にも撮ってはみたものの、び、微妙……清少納言先生の推しはきっと東の空。これは西の空でした。

緊急事態宣言のなか、生活を変えることを余儀なくされたけれど、そんな中にあっても、あたたかくなれば蕾をふくらませる花々に、朝な夕な美しいグラデーションに染まる空に、わたしは少なからず救われた気もちになっていました。ふだんと何らかわらないペースを保つものに、心強さを感じていたのかもしれません。

平時に戻るまでのそれぞれのままならない日常に、少しでも寄り添えますように。

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