撮影用の衣裳。
自分用に自腹を切ってでも買いたいと思うものしか買わない…というのがひとつの基準。

最近の着物で、ほんまに上品でええもんを買おうと思ったら、おそろしく高価だし、
かといって、廉価で見た目に安っぽいものを買うわけにもいかず。

…と悩んでいたところ、お店のひとが出してくださったのが銘仙。

まえに通崎さんがテレビで紹介しているのを見たことがあって、
「メイセン」という音だけ、覚えていた。

昭和初期から1960年代くらいまでつくられていた、庶民の普段着用の着物なのだけれど、
柄がすごくモダン。正絹で、パリッとしているふうあいが新鮮だった。

さて、この水玉柄の銘仙。どうやって「現代着物」にしたてあげるか。。。
ここが腕の見せどころやろね。