たいせつなひと、目の前にたたずんでいるのに、まったく意思の疎通ができない。
わたしのそこに在ることすら、気づかない。
ことばを尽くしても、尽くしても、届かない悲しみ。
自分の存在をかき消されてしまったような孤独。
ぎゅっと気持ちが押しつぶされて、逃げるようにして目が覚める。
午前4時。
悲しみの質量を、そのまま胃が受けとめていた。
2007-10-04
たいせつなひと、目の前にたたずんでいるのに、まったく意思の疎通ができない。
わたしのそこに在ることすら、気づかない。
ことばを尽くしても、尽くしても、届かない悲しみ。
自分の存在をかき消されてしまったような孤独。
ぎゅっと気持ちが押しつぶされて、逃げるようにして目が覚める。
午前4時。
悲しみの質量を、そのまま胃が受けとめていた。