2年ぶりに縫製業者のおっちゃんに電話をかけると、「おぉ、リサちゃんか、最近どないしとるん?」と。
かんたんに近況を伝えると、
「あんたまだ結婚してへんのかいな?はよ結婚したらいいのに。あんたなら、なんぼでも寄ってくるオトコはおるやろに、よっとる(選り好みしてる)んちゃうか?」
と、厳しいコメント。
「そんなことないですよ。」とこたえると、
「なら、オトコに隙を見せへんのやろ?」とぐっさり。
あの…注文の電話なんですけど…
でも、久しぶりの発注にもかかわらず、快く仕事を引き受けてもらえて、
さらには、結婚の心配までしてもらって…
(以前発注したときは、食べていける仕事あるんか?と心配してくれてはった…)
つくづく、ありがたいご縁やと思う。
最初お目にかかったときは、とても気難しそうな印象だったけれど、いざおつきあいしてみるとほんまにあったかくて、繊細で、こういうご縁は大事にしたい、と心底思う。
注文の電話なのに、こころがほっこりあったかくなって、かたく閉じつつあったこころが、ほんの少しほころびました。
おっちゃん、ありがとうね。