森山大道とその時代 (写真叢書)

語られてかたに時代のスタイルのあることとか、実は感想文程度でしかない文章が横行していること、とか、敢えて言うなら、2000年以降になって、やっとまともな論評が出てきたということを、確認できたのがおもしろかった。

批評の不在という、かの写真批評家のことばの意味がよくわかる一冊。