都度転送されてくる年賀状。
つくづく賀状ってよいものだなと思った。

年に1度でも、相手のことを「覚えている」サインを送る機会があるのは好い。賀状がなかったら、とっくに切れていたご縁もたくさん。賀状でかろうじてつながっているご縁は意外と多い。

広島で、映画監督を目指す後輩。
地元ともだちの近況。
退官された恩師からのあたたかいことば。

きっかけがなければ、つながる機会のないひとと、ひとときつながる貴重な機会。

たった10ヶ月。Uターンどころかヘアピンカーブと母に揶揄された東京滞在。あまりにスピーディーに居所がかわるので、転居のお知らせすらままならず。それでもご縁がつながっていられるのは、賀状のおかげだと思う。